2026/07/14
琉球ガラス 池宮城善郎|光を宿すラスター・現代の名工の作品
琉球ガラスの色彩に惹かれ、その見せ方を追い続けてきた職人が池宮城善郎(いけみやぎ ぜんろう)さんです。恩納村に自分の工房を構え、ガラスの内側から光が差すような輝きを作り出します。稲嶺盛吉さんに続き、沖縄のガラス職人で2人目の現代の名工に選ばれました。ここで紹介する作品は、公式オンラインショップから全国へお届けできます。
池宮城善郎について
色を重ね、光を宿す
池宮城さんの作品は、器でありながら絵のような奥行きがあります。色ガラスを重ねて光を通し、金箔で模様を描く。手にすると、飲み物の道具というより、光を閉じ込めた小さな工芸品に近い作りです。恩納村の工房で、こうした表現を長く磨いてきました。
2人目の現代の名工
2014年、卓越した技術者に贈られる現代の名工に選ばれました。沖縄のガラス吹き職人としては、泡ガラスの稲嶺盛吉さんに続く2人目の受賞です。沖縄県の伝統工芸士にも認定され、県内最大の美術展「沖展」では審査員も務めています。
主な受賞歴
- 1994年:沖展賞(以降くり返し受賞)
- 2003年:沖縄工業連合会 優秀技能者賞
- 2009年:沖縄県伝統工芸士に認定
- 2011年:沖縄タイムス芸術選賞 奨励賞
- 2014年:現代の名工(厚生労働大臣表彰)
光を操る技法
池宮城さんの表現を支えているのが、長年かけて磨いた技法です。
- ラスター:ガラスの内側に光が宿ったように輝く技法。池宮城さんが独自に磨いてきたもので、光の向きで表情が変わる。
- 金彩(きんさい):金箔を焼き付けて、模様や華やぎを添える技法。皿や壺などの作品で知られる。
下で紹介するグラスには、色ガラスを層に重ねて彫り出す「段彫り(だんぼり)」の仕上げも使われています。
作品ラインナップ
すべて一点ずつの手仕事です。色味や光の見え方には個体差があり、同じ表情のものはありません。
煌ブルーフォールロックグラス
「ブルーフォール」の名は、沖縄・伊是名(いぜな)島の海にあるとされる青の滝に由来します。深い青の層に、内側から差す光。ガラスに散った細かな泡と、削り出したような表面の凹凸が、水の中の景色を思わせます。色を層に重ねて彫り出す仕上げで、角度と光で見え方が変わります。
- 高さ約9cm・口径約8cm
- ¥5,390(税込)
用途で選ぶ
| こんな方に | おすすめ |
|---|---|
| 沖縄の海の景色を食卓に置きたい | 煌ブルーフォールロックグラス |
| 泡盛・ウイスキーをロックで | 煌ブルーフォールロックグラス(口径約8cm) |
| 普段づかいで青を楽しみたい | 煌スプラッシュタルグラス |
| 贈り物や記念の一品に | 煌ブルーフォールロックグラス |
| 色と光の見え方を手元で追いたい | 2点とも |
※琉球ガラスは耐熱・強化ガラスではありません。熱湯・食洗機・電子レンジのご使用はお控えください(琉球ガラス全般に共通する注意点です)。
まとめ
色ガラスを重ね、光を通し、金箔で彩る。手間を惜しまない作りが、池宮城さんの器に絵のような奥行きを与えています。角度と光で表情が変わり、同じ見え方のものはありません。
現地で見て気になった一品も、旅の帰りに。このサイトからそのまま全国へお取り寄せできます。
※価格・在庫は変わることがあります。送料や送料無料の条件など最新情報はご利用ガイドをご確認ください(全国880円〜、10,000円以上のお買い上げで送料無料)。
この作家の作品が並ぶお店
キッドハウス(琉球稲嶺泡ガラスギャラリー)
- 場所
- 沖縄県那覇市久茂地3丁目・国際通り沿い(キッドハウス2階ギャラリー)
- 取扱
- 稲嶺盛吉/池宮城善郎/松田英吉ほか、現代の名工の琉球ガラス
※店舗の詳細はキッドハウスの特集ページをご覧ください。営業時間等は変わることがあります。
